餃子を食べる

月に一度、ケア・マネージャーさんと

来月の予定を確認しているので、

時間的にデパートにも家にも行けなくなった。

「今日は散歩に行こう」

母と手をつないで、

久しぶりだ。

施設の周りを歩いた。

途中に餃子屋さんがある。

地元では美味しいと評判の店だ。

「けいこ、私、餃子が食べたい。

この店の餃子、食べたことないもの」

うーん、聞いてみるねと電話で確認。

「少量だったら良いですよ」

そう言われたので、

のれんをくぐった。

外食好きの母は嬉しそうだった。

 


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