天津甘栗

午後、タケダさんが来て、
コンピュータプログラムの
打ち合わせをする。

経理スタッフ、
トモさん、
浜松から来た
マユミさん、
私。

アップルハウスの
コンピュータプログラムは
25年くらい前に
タケダさんと私が作った。

当初は売り上げと仕入れを
管理するだけのものだったが

あのころ、まだパッケージソフトは
売られていなかった。

会社が大きくなるにつれて、
コンピュータープログラムも
家の増改築のように
広がっていった。

結果、

生地を仕入れ、
染色し、
生産し、
店頭に入れ、
店頭売り上げを
管理する。

それらと、並行して
展示会の発注を集計し、
店別、担当別に
小計をとるという、

作って売る会社の
すべてがつながった
ソフトが出来上がった。

今回、一部を直すのだが、
前後の部分が連動する。

あーなって
こーなると、
ここが変わって、
作業はどうなるの?

そんなことを
表にしたりしながら
話し合った。

…なんとか終わったものの、

私の頭が天津甘栗に
なっちゃったんじゃないかと
思った。

頭表面カチコチ
割ったら、
多少のしわ。

甘栗ちゃん


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