気持ちが落ち着かないので、従姉のお通夜に行った。
従姉はいつものように髪をお団子に結って眠っていた。
「こんにちは」と声をかけたら、
「あれえ、よく来たねえ」といつものように応えそうだった。
私はただただ、頭を垂れる。
フミコさんは先日より、しっかりとして、テキバキと弔問客に挨拶をしていた。
母と弟は明日の葬儀に参列する。