アヤさんが来た

 

数日前

 

アヤさんから

連絡が入った

 

高校生になった

長女 ノゾミさんの

夏休みの課題は

企業レポートだという

 

そこで

かって勤めていた

アップルハウスのインタビューを

お願いできますか?という

 

もちろん!

 

アヤさんは

アップルハウスのカタログ冊子作りの

大恩人でもある

 

20年前 カタログは

外部委託して作っていたのだが

思うようにまとまらず

私は苛々していた

 

パソコンが普及し始めた頃で

私は編集機能が得意だと言われる

マック一式を買い揃えたものの

・・・使い切れていなかった

 

そこへ

浜松事業所で働きたいと

アヤさんが面接にきて

 

志望動機や

資格などを聞き出し

 

・・・ねえ 東京の会社に

機械一式を買い揃えてあるものの

使い切れていないの

 

こういうこと できるかしら?と

尋ねたら

 

できます

簡単ですと

いともあっさり答えた

 

じゃ しばらく

指導員で東京に来て

 

・・・1カ月の予定が

3ヵ月 半年になり

1年になり 2年になった

 

アヤさんは

アップルハウスのカタログと冊子の

編集長になり

アップルハウスの印刷物部門は

完全独立することができた

 

その後

恋をしたアヤさんは

結婚して

子供を産んで

退職した

 

その子が今年

高校一年生になったという

 

用意してきた

質問に答えながら

 

かわいい子供だなあ

アヤさん

相変わらず逞しいわ

 

そんなことを

考えた

 

アップルハウスの

OG OBがいつでも訪ねてこられる会社が

 

私は好き

 

 

DSC_2207.JPG

 

 


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