岩手県に行ったせいか
ふいに
あめゆじゅとてちけてけんじゃという
宮沢賢治の詩の一部が
降りてきた
兄が妹を思う詩だ
そういえば
ほたるの墓も
↑
兄と妹の物語だなあ
・・・ちょっと待って
与謝野晶子の
「君死にたまふことなかれ」の
君は 弟で
姉さんが弟を思う詩だった
うーん
じぶんのことで
考えると
私は
弟たちから
「姉さん」と呼ばれたことはない
いつも
「けいこ」と呼び捨てにされている
両親が亡くなってから
弟たちと会うこともなくなった
きょうだいってこんなもんかな
他人のはじまりって言うし
でも一回くらい
「姉さん」と呼ばれてみたいものだ