132/133 テレホンカード
NTT
その昔
公衆電話から
電話をする時は
10円玉をたくさん
100円玉を少し
用意したものだ
↑
投入した硬貨は戻ってこなかったので
まず
10円玉を入れて
相手が電話に出るかいなか
確認する
話が長引く時に
100円玉を入れる
え
あ
後いくら残っている?
手元の硬貨と
話の流れを計算したものだった
それで
思い出したのだけれど
小説で
悪いことをして
札束をトランクに詰めて
どこかの街に行った犯人が
恋人か家族に
電話をしようとしたのだが
硬貨を持っていなかった
↑
札束はたくさんあるのに
それで
小銭欲しさにまた事件を起こしてしまい
捕まってしまうというものだった
↑
作者もタイトルも忘れた
それはともかく
普及は急速に広がり
コレクターもいたし
結婚のお返しや
テレビ番組のプレゼントなどで
それぞれが
ひとり数枚は持っていた
携帯電話が普及した現在は
公衆電話そのものが
減ってきたので
テレホンカードもほぼ
姿を消ししている
↑
新幹線の公衆電話は
いまもテレフォンカード対応