10 別居
石原光貞
「面倒をみるのもみられるのも まっぴらごめん」
家族という意識がないと
言い切る光貞さん
家事は全部自分でできるから
面倒をみて欲しいと妻にも
思わない
ただ 家族という形があればいい
だから
光貞さんは 自分だけの部屋を借りて
仕事終わりに 家庭ではなく
部屋に帰り
自分のしたいことをして過ごす
奥さんと子供の生活費は
充分に渡してあるから
夫としての責任は果たしているという
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時々 子供に会うけれど
自分の部屋には入れず
近くの喫茶店で済ますそうだ