イナノブヒロシさん(1929年生)
16歳の時
旧満州に出征した
ヒロシさんは
敗戦と共に
ロシアの捕虜になる
捕虜生活は
過酷を究め
仲間が次々と
死んでいった
↑
人の死に鈍感になるしかない
同時に共産主義教育も刷り込まれた
捕虜生活ら解放され
帰国したヒロシさんは
製鉄所で働きながら
ロシアで刷りこまれた
「労働者バンザイ」の
共産主義教育が根底にあったから
出世しようとは
考えることなく
仕事人生を終えた