モリワキテルオさん(1934年生)
瀬戸内海の農家の長男として
生まれたものの
継ぐ農地がなかったテルオさんは
様々な会社を経て
自動車会社の機械工として
就職する
その後 販売出向を令じられ
訪問販売を始める
誰も買ってくれない
けれど上司に言われるまま
断られた家の人との会話を
日報に書く
すると
「ここにもう一回 行ってごらん」と
上司が言い
行くと 売れる
自分たちは
会社の看板を背負って
宣伝をしているのだと言い聞かせ
実績を積み上げた
その後
いったんは製造ラインに戻ったものの
モリワキさんは
自動車セールスマンの道を選ぶ
一ヶ月の売上ノルマは
月3台以上