ミノマタトシオさん(1923年生)
質屋の息子として生まれた
ミノマタさん
昭和20年
戦地から戻ってくると
父親は質屋から時計屋になっていた
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当時
時計は質屋の花形で
取り扱う量が多かった
家業を継ぐ形で
ミノマタさんは時計屋になった
やってみると
お客さんの違いがよくわかった
質屋さんのお客は暗い
時計屋さんのお客は明るい
だから いいと
思っていたのに
クオッーツ時計が流通し始めて
『時計屋』という商売そのものが
成り立ちにくくなってきた