34 アルコール依存症

オダノブトシさん(1946年生)

 

福祉事務所で働く

オダさんは

アルコール依存症の人たちと

向き合っている

 

生きることが辛いから

アルコールを飲んで

一時 忘れる

 

酔いが醒めると

また飲む

 

 

繰り返していくと

臓器が蝕まれ

生きることがままならなくなる

 

その帰路にいる人たちを

救うのは「教育」だという答えに

オダさんは辿りつく

 

そうして

1983年に起こった

宇都宮病院事件

繰り返してはいけないと

考える

 

この事件には

被害者も加害者もいるが

真の被害者はどっちだ?と

オダさんは問う

 

 

 


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