ムラオ ショウゾウさん(1951年生まれ)
大学2年生の時
近くの長唄の師匠のところに行き
遊びのつもりで
三味線を弾いた
筋がいいわと
言われ
練習に熱が入った
辛かったのは正座を続けること
慣れてくると
3時間座り続けても
普通に歩けるようになった
三味線の道に
進もうと思ったとき
右ひじが剥離性軟骨炎にかかり
いったんは諦めた
けれど
三味線への思いが断ち切れず
唄に回った
そうこうしているうちに
三味線教室を始め
自宅を開放した
以来
三味線教室と舞台の仕事を
掛け持ちしている
ムラオさんは
未だに三味線は飽きないという