91 三味線教室

ムラオ ショウゾウさん(1951年生まれ)

 

大学2年生の時

近くの長唄の師匠のところに行き

遊びのつもりで

三味線を弾いた

 

 

筋がいいわと

言われ

練習に熱が入った

 

辛かったのは正座を続けること

 

慣れてくると

3時間座り続けても

普通に歩けるようになった

 

三味線の道に

進もうと思ったとき

右ひじが剥離性軟骨炎にかかり

いったんは諦めた

 

けれど

三味線への思いが断ち切れず

唄に回った

 

そうこうしているうちに

三味線教室を始め

自宅を開放した

 

以来

三味線教室と舞台の仕事を

掛け持ちしている

 

ムラオさんは

未だに三味線は飽きないという

 

 


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