目が生命 市松人形作り

フジムラ アキミツさん(1953年生まれ)

 

市松人形作りを家業としている家の

五男として生まれた

フジムラさん

男ばかりの5兄弟の

五男ということは

末っ子だ

今度こそ女の子をと

ご両親は期待していただろう

 

フジムラさんは

高校に進学したものの

一年で辞めて

家業に就いた

 

昔は市松人形は

女の子の遊び相手(お人形さんごっこ)の

需要もあったけれど

 

今は鑑賞物としての

需要が高まっている

 

 

フジムラさんは

ケースに入れられて

鑑賞される人形もいいけれど

 

生活の中に溶け込み

もうひとりの家族になるような

人形を作りたいと考えている

 

 


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