学校へ向かう途中
頭の中で生徒の罵声が聞こえた
アカダ先生(45歳)
通勤路車内で頭のなかで
生徒たちの罵声が聞こえた
「てめえ! このやろう!」
ところがある日
聞こえなくなった
肩の力が抜けていて
「この現実から始めよう」
そう思えた
それから
生徒一人ひとりと向き合うようになった
百人の生徒には
百通りの向き合い方があり
学んできた教育論は
そのうちのひとつにすぎないから