クラス通信も予備校バイトも自分の勉強のため
オカダ先生(39歳)
世界史教師
卒業生のほとんどが就職する高校の
生徒が希望する就職先は
「近い会社」
混んだ電車に長時間乗りたくないから
遅刻する生徒がたくさんいる
ギリギリで駆け込む遅刻ではなく
1限目が終わった後に
昼休みに
終業時間に
登校してくることに悪びれる様子もない
努力しないで生きてきた
本気で勉強をしたことがない
一生懸命
生徒と向かい合いたいのに
合わせてくれない
だから
オカダ先生は
予備校の教師をしたり
クラス通信を発信して
自分の教師としての位置を
確かめている