タムラ先生(41歳)
バスの終点にある山田村には
ひとつの小中学校しかない
田舎ものだから
町の人にコンプレックスを抱いていた
世の中に
コンピューター化が進む中
小さな山田村の学校にも
3台のコンピューターが届いた
生徒数が少ないから
みんなコンピューターに触れた
その後
コンピューター関連予算が次々と通り
山田村の生徒たちは
ひとり一台 コンピューターを使えるようになった
子どもたちが帰宅して
コンピューターの話をするから
住民の関心も高まり
希望する世帯にコンピューターを
無料配布できた
過疎というマイナス面が
時代り波に乗り
山田村の人たちは
ネットで検索し
情報を共有し
子どもたちは
コンピュータを介して
やる気や自信につながっている