先生も生徒も
しょせんは人間同士なんだから
オガワ先生(29歳)
中学教師になりたての頃
「教師」としての威厳を持つように努めた
三年後 中学一年生の担任になって
子どもたちがかわいいと心底 思った
以来 「教師」という鎧を脱いで
生徒と向かい合ってきている
自分のこの姿勢が
絶対 正しいとは思っていない
いろんな先生の
いろんな教師像がある
そういう先生たちを
見るのは子供たち
いろんな人たちがいるのが
社会というものだから