地域密着に金融再興の道 預貸率でみる「強い地銀」低金利の長期化や人口減など金融機関の事業環境が厳しさを増すなか、新たな資金需要を生み出している地域がある。企業の成長の芽を発掘し育てることで、共に再興を目指す。集めた預金をどれだけ貸し出しに回したかを示す都道府県別の銀行の預貸率から、地元に密着する「強い地銀」の姿を探った。日銀によると、国内銀行の2021年3月末時点の預貸率は全国平均で58.1%。企業の資本…www.nikkei.com