一四年目

 

底辺校」で教師の醍醐味に目覚めた

アオヤマ先生(37歳)

英語

 

1980年代後半

大阪府では新設高校が急増し

中学校教諭が過剰になった

教育委員会は5年任期で

中学教諭を高校へ派遣する制度を設け

 

アオヤマ先生は中学教諭から

高校教師になった

 

 

赴任先はいわゆる「底辺校」

勉強をぜんぜんしない子に混じって

私立高に落ちて 入学してきた生徒がいる

 

入学当初はずば抜けた成績だったのに

徐々に周りに同化していき

成績も落ちて言ったものの

アオヤマ先生の一言と

その後の補習授業を受けて

見事 大学に合格した

 

先生になってよかったと

しみじみ思うのは

こういう瞬間

 

 

 


ご意見ご感想はプラットホームにどうぞ

Share:

アーカイブ