「家ではいい子なのに」なんて言われても
ヤマノ先生(30代半ば)
ヤマノ先生の赴任先は
地方都市との新興住宅地
立ち並んだ団地から通う
新住民と
元々 住んでいた
地元住人
子どもたちはテレビや
ゲームが生活のなかに
入り込んでいるから
自分で考えることをしない
だから
自分で考え
自分で進める学校の授業が
まどろっこしい
帰宅すると
塾や家庭教師や
習い事がある
それらをやっていれば
親が安心するのを知っている
そんなストレスを
学校で解消している子どもたちこそが
本当の被害者だと
ヤマノ先生は話す