迫る気候危機に動けぬ世界 分断の影、先進国主導に限界13日閉幕した第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)は、迫る気候危機に動けぬ世界の姿を露呈した。米中対立など分断が影を落とし、先進国主導のカーボンゼロの議論は限界が近い。どうすれば各国は利害を超えて立ち向かえるか。グリーンポリティクス(緑の政治)の知恵が問われる。突然の沈黙だった。COP26の最終盤でシャーマ議長は「本当にごめんなさい。でも合…www.nikkei.com