衰退が招く危機(上)国家存亡、侵攻の野心に火「武器を捨てて!」。エレナ・オシポワさん(76)は3月、ロシア第2の都市サンクトペテルブルク(旧レニングラード)で反戦デモに参加し、当局に拘束された。オシポワさんの両親は第2次世界大戦中の1941~44年、ナチス・ドイツ軍による「レニングラード包囲戦」を生き残った。当時人口320万人の同市は2年半にわたり包囲され、推定60万~150万人が死亡した。大半が餓死…www.nikkei.com