HIV感染者 ブライアン・マシューズ

自分をゲイだと意識したのは

5歳の時

 

ビジネスの博士号を

モッティルけれど

数年後にバーテンダーになった

 

エイズの診断を下されたのは

3年前

 

以来 たくさんの薬を

飲んでいる

 

診断直後は怖かったけれど

今はエイズによる死を

受け入られるようになった

 

たくさんの友だちが

あっちへ行ったからかな

 

だから死ぬのは

仕方がないか

 

そう思う時

祖父母の農場で

飼っていたヒヨコを思い出す

 

 

ヒヨコは鶏になって

食べられてしまうけれど

産んだたまごから

新しいヒヨコが生まれてくる

 

いのちは確かにつながっている

 


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