正と悪
弱者と強者
行く人と去る人
私たちの日常は二分化されて
考えられられがちで
そういう風に
考え 結論づけて
生きていく方が楽だ
けれど
第二次戦争を軸に
アメリカ社会の成り立ちを
ひも解くと
白人のなかでの微妙な
差別や領域があり
(もちろん
有色人種にも
黒人にも)
差別があった
一方で
アイデンティティも注目されている
(自分らしさ)
人は自分がどこから生まれ
どこへ帰っていくかを
意識の奥にひそめて
生き続けている
戦争は
人々の意識の奥底にあるものを
引っ張り出し
具現化する