日本人学生 東京の暮らし

戦争が終わったので

大学が再び始まった

彼は東京に戻ったが

 

けれど「冬休み」に急遽決まり

戻ってきた学生に課せられたことは

食料品を探して集めることだった

 

成果は芳しくなかっだ

大学にはリベラルな教授たちが

戻り始めて

 

彼らも講義を受けることが

できた

 

この時期「自由」という感覚が

戻ってきた

 

 

すると 心になかで

自由という感覚が再び

芽吹き始めた

 

街は焼け野原で

食べ物は

相変わらずなかったけれど

「自由」という言葉が実感できた

 

 

 

 


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