エディが思春期の頃
戦争が始まった
大統領の言うことは
全部正しい
海軍に入る前は
兵器工場で働いていた
連合国軍が勝つための
兵器を速くたくさん作らないと
やがてエディは
飛行艇の副操縦士になり
飛行機に乗るようになった
休暇でイギリスに行った時
友人にばったり会った
明日 おれと無断飛行に行こうぜ
ちょっとした高飛びさ
翌日 飛行機に乗ったら
無断飛行ではなく
フランクフルトの街に
爆弾を落とすことが決まっていた