第二次世界大戦に
参加したエディは
時にあの戦争をなつかしく思い出す
よい記憶だけを
つなぎ合わせれば
すべてを理想化することもできる
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よい記憶は
でたらめな毎日の突端に
ちょっぴり あった
実にでたらめな毎日だった
上官に言われたことを実行することが
正義で
自分で考えることは
まったく しなかった
けれどよい記憶を
つなぎ合わせても
よい戦争はありはしない