ウッドさん一家は
ブランコのある庭付きの一戸建てに
仮住まいすることができた
英国の評議会が
空き家のすべてを
徴収することができて
住む家がない人に
一定期間住むことが許された
ウッドさんは
戦後5年間
その家に住み
はた目には幸せな
庭にブランコのある家で
家族らしい生活ができた
その家の家賃は
とても安くて
持ち主の固定資産税と
ほぼ同額だった