1940年に入ると
人々は
防空壕を作り始めた
ひとつは
庭に建てる
アンダーソン型
庭に深い穴を掘り
板で穴の壁面を覆い
天井になまこ板を置いて
土でその板を隠すもの
4人入れば
いっぱいになる
大きさだ
子どもだった
ベーカーさんは
防空壕に入るたびに
小さなほら穴を手に入れた
気分になった
穴の中で
キャンディやチョコレートを
食べてわくわくした
隠れているふりをすること
・・・
それが面白かった