ドイツ軍に包囲されていた
ブラックさんの部隊は
外部との接触が
一切 遮断されていた
先が見えない不安に
襲われて
ブラックさんは故郷に手紙を書いた
「僕を見捨てたんだね
僕は死んじゃうよ」
赤十字を通じて
お母さんからの手紙が
やっと届いた