アールさんは委員会を辞して
民間の仕事に就いた
それでも
あの時の一連の流れは
忘れていない
構成雇用促進委員会に入った時
黒人も白人も
米国人だから
同等に扱かわれる社会を目指したのに
アールさんの思いは
曖昧になり
今も黒人差別とはなんだろうと
考えている
すべての米国人は
米国人として同等に扱われることが
その使命のはずだったのに