戦場から戻ってきたローレルさんは
教員免許状を持っていたので
試験を受けて合格したが
教員になって欲しいという学校はなかった
それで航空会社の
パイロットになろうと決めたので
軍隊予備部隊に行った
「この基地じゃあ 黒ん坊はとっていない」
そう言われた
ローレルさんは人生を恨んだ
戦争では大活躍をした
金を貯めた
結婚をした
子どもがいた
それでも一般市民になると
自分の思う仕事に就けないのだ