一時的な延命措置 人気マンガ家②

戦争からもどってきたふたりは

失業手当をもらいながら

その後の自分たちの生活を模索し始める

 

創作者のビルさんは

その後のふたりを想像する

 

 

失業手当を元手にして

そこそこの暮らしと人生を取り戻した人もいたが

結局 なにもできなくって

ルンペンになった人

 

ビルさんはルンペンになったふたりを描いた

結局 一時的にもらえる金は

人生の糧にはならないこと

 

「おめぐみ」と呼んでいた

この失業保険は

ふたりをはじめとする人々の

一時的な延命措置でしかなかった

 

 

 

 

 


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