爆発の日の夜
ジョセフさんは寝ていた
最初の爆発音から
5秒か10秒後に
2度目の爆発が起きた
衝撃で兵舎は壊れ
窓はすべて吹っ飛んだ
寝ていたジョセフさんは
無意識にベッドマットの端を握っていたので
ガラスの破片をはじめとする
さまざまなモノから
身を守ることができた
多くの仲間が手足をなくし
失明したものもいた