救命ボート 脱走兵

夜になると北海の波が高くなった

互いのボートがみえなくなった

とてもとても寒かった

 

耐えるしかなかった

夜が明けるとドイツの飛行機が

上空を飛んでいたので

「これで終わりだ」と思った

 

 

ドイツの飛行機は

チャーリーさんたちが乗っていた

飛行機をみて

何もせずに飛んで行った

 

次にイギリスの飛行機がみえた

助けが来るはずと思い

待った

待ち続けたが こなかった

 

 

 


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