春秋 – 日本経済新聞自分の職業がこの世からなくなってしまえ――。普通の人が持たない望みを胸に働き通した男がいた。ユダヤ系ハンガリー人のアンドレ・フリードマン。職業・戦場カメラマン。71年前の今日、ベトナムで撮影中に地雷を踏んで死亡。ロバート・キャパの名で知られる。▼20世紀は戦争の世紀だった。欧州、中国、北アフリカ、中東、東南アジア。わずか40年の人生で、キャパはカメラを手に5…www.nikkei.com