放射線のあるところで ヒロシマの歩哨塀

放射線のあるところで

 

60歳を超えたジョセフさんは
内臓の疾患を抱えている

肝臓は肥大して
心臓と肺は風船みたいに膨らんでいる

診察を受けるたびに
入院を勧められるが
ジョセフさんは入院しない

じっと自分の身体の痛みと
異変に耐え続けている

ある時 医者に言われた
「放射線のあるところで仕事をしたんじゃないか?」
思い当たることはある

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