虚しくもある

そんなこんなを
このブログに書いていたら
数か月前のことを思い出した。

入社したての男性スタッフが
会社の壁に車をぶつけ、
ガラス窓が粉々に割れて、
段ボール内にこぼれた。

起きてしまったことは
仕方がない。

ビニール袋に入っているとは言え、
万一のことがあってはならぬ、と
段ボール内の商品すべてを
再度、検品するという。

ここまではいい。

用意されたものはコンプレッサー

掃除機の逆で強い風が
吹き出してきて
たいていのものを
吹き飛ばす。

ハンガーとハンガーラックだ。

ふと見ると、かの男性スタッフが
罰のように外でひとりで作業をしていた。

1.段ボールから出す
2.袋から出す
3.商品を取り出す
4.コンプレッサーをあてる
5.最終確認をする
6.いったんハンガーにかける。
7.たたみ直して袋に入れる

こんなふうに工程を分解して
2-3人で行えばすぐに済むのに、
彼はひとりでその作業を
やっていた。

いろんなものが中途半端に
広がっているだけの
光景だった。

それを見た私はカミナリを
他のスタッフに
落としたのだけれど、

あのカミナリの
意味がみんなに
伝わっていなかったのだなぁと
思うと

なんか、

虚しくもなってきた。


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