こんなメールが届きましたと、
林檎会のユーコさんがプリントアウトされた紙を持ってきた。
カタログに掲載された私の文章の誤字を指摘していて、
校正者がいないんですか?
そう、結んであった。
…あ、違っている。
確かに。
最終校正は私の役目だ。
一応モノカキを名乗っていて、恥ずかしいなあと、しばし自己嫌悪に陥った。
活字になることの怖さを改めて考えた。