堤 清二氏

帰宅して
何気なく
新聞を開いたら

堤清二氏の死が
報じられていた

$たかはた けいこのブログ-堤 清二氏

堤氏は

詩人・作家でもある

アップルハウスがまだ
その形になっていなかった頃

渋谷西武の地下一階が
若者たちに開放されて

自分たちが作ったものを
自分たちが売る場になった

数か月間の試みだったと記憶しているが
その後も渋谷西武の周りに
手作りショップのワゴンを
出させてくれた

当時の手数料は
2割くらいで

今、考えれば
百貨店としては
考えられない安さだった

私はそこで
何人かの人と知り合った

亡くなった方
遠くに行ってしまった人
サラリーマンに転身した人

たいていの人が
ものつくりを止めた

今は
旭川のむっこちゃんくらいしか
親交がない



感傷に浸りながら
氏の経営者としての
功績を辿る

無印良品のスタート
渋谷の文化の推進
哲学を売るという考え方

新しい時代を
氏は確かに
切り開き続けた

経営トップとして

書きたいという
思いと
会社を前進させなければという
思いを

交錯させながら
生涯を閉じた

なにより
アップルハウスにとって
その種を
芽吹かせてくれた人でもある

静かに合掌しよう

ありがとうございました

私がそちらに行ったら
お声をかけても
いいですか?

直接
お礼を申し上げたいのです


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