多発性骨髄腫
全米原爆復員兵協会
1945年12月
ウォレンさんはアメリカに帰った
その後 長崎で見聞きしたことを
少しずつ吐き出していった
30年経って
ウォレンさんは引退して
静かな日々を過ごしていた
読んでいた雑誌に
元海兵隊員の記事が載っていた
記事の見出しには多発性骨髄腫だった