アップルハウス可児店の
オーナーである
マリさんは
その昔
アップルハウスの社員で
私の部下だった
けっこうな
天然キャラで
失敗してもケロリとしているので
何度かカミナリを落とした記憶がある
そんなマリさんは
結婚退職したのだが
数年に一回くらい
けろっと
元気ですか？なんて
電話をくれていた
やがて子供が産れたものの
離婚して実家に戻ったと聞いたのは
風の便りか
本人から直接だったのか
もう記憶はないのだけれど
しばらくしたら
アップルハウスの
フランチャィズ店を開きたいと
言ってきた
・・・失礼ながら
マリさんが用意した店は
街道沿いで
車の行き来はあるが
人はめったに通らなかったから
ここでやるのは
無謀だよと
止めた
けれど
既に大家さんと
決めてしまったら
ここでやります
やりたいんですと
言い切られると
じゃあ
やってみようかと
いうことになった
以来18年
アップルハウスの可児店は
大きくこそはならなかったが
潰れることなく
今日まで続いてきた
数年前
父が亡くなって
母の介護も始まり
娘が結婚して
○○で暮らしているんですけれど
この際
大きいおばあちゃんと
小さいおばあちゃん
ふたりを面倒みますと
言ってくれたんです
私も
ひとりで
母をみながら
店をやるのに限界を
感じていたから
この際
アップルハウスを閉店する
決心をしました
アップルハウスをやっていたからこそ
出会えた人たちが
私の財産です
そんな話をしてくれた
閉店日は
開店日と一緒にしました
10月17日です
まるっと
18年お世話になったわけです
そうだねえ
時が経つのは早いねえ
頑張ってきたものねえ
そんな話を
しみじみとした
アップルハウス可児店は
2015年10月17日を以て
閉店いたします
最後の数か月間を
今までのこれからの
アップルハウスファン
マリさんファンの
お客様とともに
過ごします
どうぞ
お出かけください
