店長から企画室スタッフへ

給料計算をして、データを送信する。
1ヵ月が過ぎるのが早い。

米沢工場に修行に行っているヌイさんの訪問。
今日はフルール・デ・ポムの会議だったので、上京してきたのだ。
このブランドは現場主導なので、私は出席しないで、高見の見物を楽しませてもらっている次第。
ヌイさんは1月中旬まで直営店の店長だったのだが、フルール・デ・ポムの重鎮でもある。
彼女から「本格的に取り組みたいから、企画室へ異動したい」と申し出られたのは半年前のことだ。

そうだね、フルール・デ・ポムは現場発信のブランドだからと、この1年間は企画室のチカゲさんに制作をすべて押しつけてきた経緯がある。
作り手の割合を増やすほうがバランスがとれると判断して、異動を了承した。

けれどアップルハウスの企画室に入るためには米沢研修をバッチリ受けなければならない。
縫う人の気持ちや動きがわかってこそのデザインであり、服作りだと私は考えているから。

だからヌイさんも米沢研修をしている。
さらに彼女は自動車免許がないので、店長職を辞してから、合宿に参加して免許証を取得した。

大変な1ヵ月だったと思うが、「楽しいですっ」とヌイさんは超前向き(良い子でしょ)

ヌイさんが帰った後に米沢と企画室にヌイさんのスケジュールを伝え、カウントダウンと受け入れの準備をしてもらう。

がんばってね。


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