65/133 カプセルとしての住宅
黒川紀章
カプセルというとイメージするのは
私は 繭玉やたまご
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生命が次の形になるまでの
すべての栄養素と
環境を備えている
1972年
黒川紀章氏が
デザインした
完成し
見る人の度肝を抜いた
建物というより
ちいさなカプセルの塊だったからだ
私はこの建物を
初めてみたとき
ハチの巣や筋子を
連想した
ひとつひとつのなかに
確かに生命(エネルギー)があり
次の時代に飛び出していくのだと
感じた