99/133 男よ「男装」せよ
宮迫千鶴
小学校の社会科の授業で
日本は
加工貿易産業の国ですと
ならった
加工貿易は
材料を与えられ
製品に加工して
その工賃を得る国だ
↑
戦後間もないころの話
やがて
時代は高度成長期に入り
日本は材料を自前で調達し
製品として輸出する国へと変わった
働く日本の男たちは
「エコノミックアニマル」と
世界から
称されていた
男たちは
ドブネズミ色のスーツを着て
働き(戦い)続けた
↑
24時間 戦えますか?
そんなCМのキャッチコピーがあった
それでいいのか?
男たちがみんな同じスーツを着て
働き続けていいのか?
男だって
女のように
きれいで
美しくなってもいいじゃないか?
宮迫氏の主張は
ン10年の時を経た今
体現されて
「美しすぎる男」ランキングまで
テレビで発表されるようになった