『夢の中の街』を
読んだ後に
他の短編も読んだ
私は倉橋由美子の
初期の作品だけしか
読んでいないので
わたし
かれ
K
M
N
・・・など固有名詞を使わない作家だと
思い込んでいた
夢の中の街には
ABUCHIをはじめ
KOUCHI
HOITOなど
ローマ字表記されている
固有名詞がでてきた
そうか
この作品は倉橋氏にとって
実験的作品なのだなと
改めて知った
そうして
私のなかにABUCHIが残ったのは
他のローマ字表記のものが
漢字に置き替えることができたり
意味がわかったのに
わからなかったからだなと
改めて知った