127/133 女性向け軽自動車
柏木博
一家に一台 車を持つ時代が
当たり前になり
サラリーマンは
車で会社の往復をするようになった
困ったのは
少し先のスーパーマーケットに
買い物に行きたい 奥様たち
あるいは同居している
老人を病院に連れていきたい人たち
そこで
「下駄代わり」として
女性向けの軽自動車が
生産され 売り出された
今
地方都市に住む
働くカップルは
ひとり一台の車を持つことが
当たり前になった
ちなみに
実家マンションは
一戸一台の駐車場を確保していたが
二台分 確保してくださいと
言われ
駐輪場と緑地帯を壊し
なんとか
1.5台分は確保してある
それでも足りないので
近くの月極駐車場を
マンション名義で借りて
地主さんの了解をとり
また貸ししている