24 父子家庭
宮脇壇 宮脇彩
「日曜日は娘についてブティックに行くんです」
宮脇さんは離婚をしたとき
二人の子どもを置いて
ひとりで家を出た
職業は建築家だから
都心に事務所兼自宅がある
ひととき
失った独身生活をエンジョイしていたら
年頃の娘が一緒に暮らしたいと
妻の家から出てきたので
一緒に暮らし始めた
華麗な独身生活に別れを告げた
宮脇さんは
娘のために早起きをして
弁当を作る
晩御飯を一緒に食べるかから
帰宅も早い
それから
年頃の娘と一緒に
休日には娘の服を始め
ショッピングをする
娘と一緒に暮らすようになって
身体が健康になったと
宮脇さんは言う