帽子と私 ボニーとクライド 白髪隠し

20歳のころ

 

アメリカ映画

俺たちに明日はないを

見て

 

ボニーのファッションに

憧れた

 

 

全部 真似したかったけれど

お金がなかったので

ベレー帽だけ買って

以来 ずーっと 帽子をかぶっている

髪型を気にしなくても

帽子をかぶれば

キマルから

 

一方で私の髪の毛は

若いころは

真っ黒で太くて

量が多くて

嫌でたまらなかった

 

だから ずっと

髪を染めていた

 

おしゃれ染めから

白髪染めになったのは

40代半ば過ぎから

 

50代半ばの時

私の白髪がどのくらい進行しているのかを

確かめたくて

半年くらい髪を染めなかった

ベレー帽を深くかぶっていたので

周りには気づかれなかった

 

ものすごい白髪っぷりで

愕然としたが

このままでもいいかなと思ったが

 

税理士先生が

会社のトップが

私は年寄りだって周りに見せつけても

いいことないよと言うので

 

白髪染めを再開して

今日に至る

 

ベレー帽は

白髪隠しに毎日 お世話になっている

 

ありがとう

ボニーとクライド

 

 

 

 

 

 

 

 


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