オダノブトシさん(1946年生)
福祉事務所で働く
オダさんは
アルコール依存症の人たちと
向き合っている
生きることが辛いから
アルコールを飲んで
一時 忘れる
酔いが醒めると
また飲む
繰り返していくと
臓器が蝕まれ
生きることがままならなくなる
その帰路にいる人たちを
救うのは「教育」だという答えに
オダさんは辿りつく
そうして
1983年に起こった
繰り返してはいけないと
考える
この事件には
被害者も加害者もいるが
真の被害者はどっちだ?と
オダさんは問う